2025年に開催される大阪・関西万博。
「行ってみたいけど、子ども連れでも大丈夫かな?」
「小さな子が楽しめる場所はある?」
と悩む方も多いかもしれません。
実は、今回の万博は未就学児や小学生でも楽しめる工夫がたくさん盛り込まれていて、親子で未来を体験できる絶好のチャンス。
とはいえ、広い会場を移動したり、混雑に対応したりと、子連れだからこそ事前の準備も大切です。
この記事では、子どもと一緒に1泊2日で万博をしっかり楽しめるモデルプランをはじめ、宿泊先の選び方、持ち物リスト、当日の注意点まで、親目線で丁寧にまとめました。
この夏、思い出に残る家族旅行を計画するための参考になれば幸いです。
子連れでも万博は思いっきり楽しめる!知っておきたい基本ポイント
2025年の大阪・関西万博は、子ども連れの家族でもしっかり楽しめる施設・サービスが充実しています。
テーマパビリオンや企業館の中には、未就学児でも参加できる体験型展示が多く、未来の暮らしや世界の文化を遊びながら学べるのが魅力です。
特に夏休み期間は、小学生の自由研究や家族の思い出づくりにもぴったりのタイミング。
ただし、会場は広く、人気施設は混雑が予想されるため、事前にルートや休憩ポイントをイメージしておくことで、安心して当日を過ごすことができます。
また、会場周辺には子連れでも快適に泊まれるホテルが点在しており、1泊2日でのんびりと回るスタイルが人気になりそうです。
万博2025 基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
正式名称 | 2025年日本国際博覧会(Expo 2025 Osaka, Kansai, Japan) |
略称・通称 | 大阪・関西万博、万博2025 |
開催テーマ | いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives) |
開催期間 | 2025年4月13日(日)〜10月13日(月・祝)【184日間】 |
開催場所 | 大阪府大阪市此花区夢洲(ゆめしま) |
主催者 | 公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会 |
会場面積 | 約155ヘクタール(東京ドーム約33個分) |
開場時間 | 9:00〜22:00(入場は20:30までを予定)※変更の可能性あり |
想定来場者数 | 約2,820万人(予定) |
出展パビリオン数 | 約150(※以下の分類含む) ・海外パビリオン:約60か国以上 ・企業パビリオン:約10〜15館 ・シグネチャーパビリオン(公式テーマ館):8館 ・自治体/団体パビリオン、共同館などを含めて約150以上 |
チケット発売開始 | 2024年11月30日〜(第1期販売) |
アクセス手段 | 大阪メトロ中央線「夢洲駅」直結、JR桜島駅からシャトルバス、他パーク&ライド対応予定 |
会場の構造特徴 | 直径約2kmの「リング状大屋根(グランドリング)」がシンボル。中央に広場・周囲に各パビリオン配置。 |
未就学児・小学生向け!子連れ万博の1泊2日モデルプラン
小さな子どもを連れての万博は、
「ちゃんと回れるかな」
「飽きずに楽しめるかな」
と不安になることもあるかもしれません。
でも、事前にルートをしっかり組んでおけば、無理なく楽しい思い出が作れます。
ここでは、1泊2日でゆったり楽しめる子連れ向けプランを、1日目と2日目に分けてご紹介します。
夏休みの訪問を想定し、暑さ対策や混雑も考慮したスケジュールです。
【1日目】午前~夕方|体験型パビリオン中心に満喫
8:30ごろ 会場到着(夢洲)
朝の早い時間帯は比較的混雑が少なめ。ベビーカーが必要な場合は、ゲート付近のレンタルサービスを利用するのもおすすめです。
9:00〜10:30 住友館(デジタル森体験)
デジタル技術を使った“森の冒険”がテーマ。五感を刺激する展示は、小さなお子さんも夢中に。事前予約があるとスムーズです。
10:30〜11:30 おばけワンダーランド(ガスパビリオン)
驚きと笑いがつまったエンタメ型展示で、未就学児でも楽しめる内容。暗い場所が平気なお子さんに特におすすめです。
11:30〜12:30 ランチ休憩(フードコート)
早めのランチで混雑を避けて。うどんやおにぎりなど、子どもが食べやすいメニューも揃っています。
12:30〜13:30 森の休憩ゾーンでひとやすみ
屋外の木陰ベンチや芝生広場で、水分補給しながらのんびり。ここでおむつ替えや授乳もできます。
13:30〜15:00 いのちの遊び場:クラゲ館(テーマ館)
光と音、ふわふわとした空間に子どもも大興奮。芸術と遊びが融合した展示で、1日目のハイライトです。
15:00〜16:00 ミャクミャクと写真タイム+グッズチェック
公式キャラクターと出会えたらぜひ記念写真を。お土産売り場も比較的空いている時間帯です。
16:00〜18:00 夕方のパビリオン1か所(混雑次第で調整)
体力に余裕があれば、パナソニック館「NOMOの国」や、子どもも動ける未来都市体験ゾーンへ。
18:00〜19:30 夕食&ライトアップ鑑賞
大阪グルメや各国の屋台料理を楽しんだ後は、パビリオンや会場全体の幻想的なライトアップをゆっくり眺めて、ホテルへ。
【2日目】午前中だけ会場再訪|見逃しパビリオンやお買い物を満喫
8:00 朝食・チェックアウト後、荷物を預けて再入場へ
再入場にはQRコードの再スキャンが必要なので、チケットアプリの確認を忘れずに。
9:00〜10:30 日本館または国際パビリオン見学
抽選に当たっていれば、日本館やアメリカ館・ドイツ館などへ。小学生が興味を持ちやすい内容が多く、自由研究のきっかけにもなります。
10:30〜11:30 最後のお土産選び&軽食休憩
2日目の午前はお土産売り場も落ち着いていることが多め。ミャクミャクグッズやパビリオン限定品などをチェック。
12:00〜13:00 会場を出発し、帰路へ
お昼過ぎに会場を後にすれば、子どもが疲れすぎる前に移動できます。新幹線や高速バスの場合も余裕を持ってスケジュールを立てましょう。
子連れでも安心!おすすめの宿泊ホテル3選(アクセス重視)
小さな子どもを連れての万博は、会場で過ごす時間だけでなく「ホテル選び」も大切なポイントです。
移動がラクで、設備が整っていて、夜はゆっくり休める…そんなホテルを選ぶことで、家族みんなが快適に過ごせます。
ここでは、アクセスの良さ・ファミリー向け設備・立地の安心感を重視して、特に子連れにおすすめのホテルを3つご紹介します。
① リーベルホテル大阪
おすすめプラン
NEW 【春夏SALE】お得に泊まろう■LIBER満喫【素泊まり】露天風呂・サウナ付き天然温泉スパ完備
NEW 【春夏SALE】お得に泊まろう■LIBER満喫【朝食付き】露天風呂・サウナ付き天然温泉スパ完備
他に、早割り、連泊プランもありこちらもお得です。
おすすめポイント
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桜島駅から徒歩1分の駅チカホテル
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会場行きシャトルバス乗り場まで徒歩ですぐ
※シャトルバスは有料(片道350円)
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天然温泉の大浴場付き(※4歳未満は入浴不可)
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最大6人まで泊まれるファミリールームあり
JR桜島駅の目の前にあり、万博会場行きの直通バスにもアクセスしやすい立地。
お部屋も広めで、和洋室やトリプル・フォースの客室も充実しています。
子どもが早めに寝てしまっても、大人は交代で温泉に行けるのもうれしいポイント。
朝食ブッフェの種類も豊富で、子ども用メニューも揃っています。
② パークフロントホテル(ユニバーサルシティ)
ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
おすすめプラン
【万博】90日前までの予約でお得!楽天限定ポイント5倍プラン♪♪(食事なし)
【万博】90日前までの予約でお得!楽天限定ポイント5倍プラン♪♪(朝食付き)
早割りなのですがおすすめです。
他に連泊プランもおすすめですよ。
おすすめポイント
-
ユニバーサルシティ駅から徒歩1分。
ユニバーサルスタジオとの併用も良いかも。 -
桜島駅(シャトルバス発着駅)まで1駅で好アクセス
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コンビニ・レストラン併設、夜も安心
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ハリウッドツインやファミリールームあり
USJの正面にある大型ホテルで、周辺はショッピングモールや飲食店も多く、夜でも明るく安全なエリアです。
小さな子どもを連れての夜の移動も安心で、旅行気分も盛り上がります。
大阪湾側の高層階を選べば、夜景や観覧車が見えるお部屋もあります。
③ グランドプリンスホテル大阪ベイ
おすすめプラン
【室料のみ・オンライン決済】事前決済限定割引!シンプルステイ
【万博】ポイント5倍 万博会場へのアクセス良 朝食付き
早割り、連泊プランもおすすめです。
おすすめポイント
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コスモスクエア駅から無料シャトルバスあり
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ホテル〜夢洲(万博会場)まで地下鉄で約1駅
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ガーデンプール・キッズ向け施設もあり
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リゾート感のある静かなホテル
南港ベイエリアに位置し、少し落ち着いたエリアでの滞在を希望する方におすすめです。
夏休みには屋外プールも開放されており、観光+ちょっとしたリゾート気分も味わえます。
広めの客室や、ベビーベッド・子ども用アメニティの貸し出しも充実。
ゆったり過ごしたいご家族にぴったりのホテルです。
万博を快適に楽しむための持ち物&事前準備リスト
子ども連れでの万博は、想定外のことが起こるのが当たり前。だからこそ、「ちょっとした準備」が当日の余裕と安心につながります。
ここでは、子どもと一緒に1泊2日で万博を楽しむための準備リストを、事前にやっておくこと・当日持っていくものに分けてご紹介します。
【事前にやっておくこと】
項目 | 内容 |
---|---|
Expo 2025 ID登録 | パビリオンや抽選予約に必要。家族分の登録を済ませておく。 |
パビリオン抽選申し込み | 「クラゲ館」や「日本館」なども含め、パビリオンは基本事前抽選制。来場日の3か月前から受付。2か月前に最初の抽選。 |
チケット購入 | 万博公式サイトで、入場チケットと子ども用無料チケット(0〜3歳)を忘れずに取得。 |
入場日の予約 | チケット購入後、訪問する日付の来場予約(来場枠)をしておく。特に夏休みは早めに埋まりがち。シャトルバス利用者は西ゲート、地下鉄利用者は東ゲートです。 |
宿泊先の予約 | 会場へのアクセスを考えて、ユニバーサルシティ・桜島・南港エリアのホテルを早めに確保。楽天トラベルはここから |
アクセスルートの確認 | 公共交通機関の乗り継ぎ、会場ゲートまでの移動方法(例:桜島駅→西ゲートシャトルバス)などを事前にシミュレーション。シャトルバスは西ゲート、地下鉄は東ゲート利用となります。 |
公式アプリのインストール | 「EXPO 2025 Visitors」アプリをスマホに入れておく。マップ・待ち時間・予約状況などがリアルタイムで確認可能。 |
【当日持っていくと安心な持ち物リスト】
分類 | 持ち物 |
---|---|
暑さ・日差し対策 | 帽子、日焼け止め、冷感タオル、ハンディ扇風機、日除けパーカーなど |
水分・軽食 | 水筒(氷入りが便利)、ペットボトル、飴・おやつ・ゼリー飲料(熱中症対策にも) |
キッズ用品 | 着替え1セット、紙おむつ・おしりふき、レジャーシート、ベビーカー(必要な方) |
迷子対策グッズ | 名前入りシール、目立つ服、迷子札、スマホに子どもの写真を保存しておく |
エンタメ&気分転換 | 小さな絵本、しりとりカード、お気に入りのおもちゃ1つなど |
電子系・決済系 | モバイルバッテリー、スマホ充電ケーブル、クレジットカード、交通系ICカード(※現金も少し) |
その他 | ハンカチ・ティッシュ、ビニール袋(汚れ物入れに)、除菌シート、ばんそうこう など |
✔ キャッシュレス決済について(補足)
会場内ではキャッシュレス決済が基本となっていますが、一部の売店や自販機では現金利用も可能です。
ただし、現金専用レジは混雑しやすいため、クレジットカードやICカード、QR決済など複数の方法を準備しておくとスムーズです。
✔ 親目線での小さなコツ
-
パビリオンは無理に全部見ようとしない
→ 子どもの体力に合わせて、見たい場所を3〜4か所に絞ると満足度が高くなります。 -
トイレは「行けるときに行く」が鉄則
→ 混みやすい時間帯もあるので、空いているうちに早めに。 -
「暑い・眠い・疲れた」が出る前に対応
→ こまめな休憩と水分補給がカギ。お昼寝できるスペースも見つけておくと安心です。
よくある質問Q&A(子連れ万博の不安を解消)
子連れでの万博参加にあたっては、「こんな時どうすればいいの?」という疑問や不安も多いものです。
ここでは、実際に多くの方が気になりやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
Q. ベビーカーは持って行った方がいいですか?
A. 会場が広いので、未就学児にはあると安心です。
夢洲の会場はとても広く、1日で歩く距離は大人でも8km以上になることがあります。ベビーカーの持ち込みはOKですし、各ゲートでは台数限定でレンタルも可能です。お昼寝や疲れたときの避難先としても活躍します。
Q. 授乳室やおむつ替えの場所はありますか?
A. 会場内には「ベビーセンター」が各所に設けられています。
授乳スペース・おむつ替え台・調乳用のお湯などが完備されており、安心して利用できます。場所は公式アプリのマップ機能で確認できます。
Q. 会場内で子ども向けの食事はありますか?
A. あります。うどんやカレー、おにぎりなど、子どもが食べやすいメニューも揃っています。
フードコートや屋台では、和食・洋食・各国料理が提供される予定です。子ども連れの方は、早めの時間帯(11時前後)に昼食をとると混雑を避けられます。
Q. 会場内で迷子になったらどうすればいいですか?
A. 迷子センターとスタッフによる対応があります。
はぐれてしまったときは、近くの案内スタッフに声をかければ対応してくれます。あらかじめ、お子さんには「迷子になったら近くの制服を着たお姉さん(またはお兄さん)に話す」と伝えておくと安心です。
Q. 一度会場を出ても、再入場はできますか?
A. はい、再入場は可能です(手続きが必要です)。
会場内でのQRコードチェックと再入場手続きが必要になります。アプリでチケットを管理している場合は、スマホの充電切れにご注意ください。
Q. 子連れでも夜まで楽しめますか?
A. 体力に合わせて調整すれば、ライトアップやナイトイベントも楽しめます。
日中にしっかり休憩をとっておけば、夕方〜夜の時間帯にも参加しやすくなります。パビリオンのライトアップや光の演出は、お子さんにとっても特別な体験になるはずです。
Q. 宿泊先の選び方で迷ったらどうすればいいですか?
A. 「会場までのアクセスのしやすさ」と「子ども向け設備の有無」を重視すると選びやすいです。
例えば、ユニバーサルシティ・桜島エリアは直通バスや電車での移動がスムーズ。和洋室やベビーベッド対応のお部屋があるホテルだと、子どもが過ごしやすくなります。
まとめ
子連れでの万博参加は、事前に準備をしておけば思っている以上に快適に過ごせます。
体験型のパビリオンや、子どもが楽しめる空間も多く、「行ってよかった!」と思える家族旅行になるはずです。
この夏、ぜひ家族で未来の世界をのぞきに行ってみてください。
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